購入意欲を低下させない顧客満足度アップの心理を学ばnet

購買選択の心理学

選択肢の多さが満足度の低下を招いている

購買選択の心理学

購買選択の心理学

なぜ、顧客は「買わない」と決定するのか?

著者: バリー・シュワルツ
価格:3,700円(税抜)

選択肢がなければ人生は耐え難い。

選択肢が増え、
現在のような顧客本位の文化になれば、
それにともなう自主性、支配力、
解放感は強大なプラス効果になる。

ところが選択肢が増え続けると、
マイナス効果があらわれるようになる。

その状況が進めば、
マイナス効果が拡大して負担になる。

そうなると選択の自由ではなく、
不自由である。
(中略)

これから取り上げるのは、教育、キャリア、
友情、セックス、恋愛、子育て、宗教など、
人生のあらゆる領域で直面する選択である。

確かに選択によって人生は充実する。
自分の運命をコントロールできるようになるし、
ほぼ100%自分が望む状況を手に入れられる。

選択は自主性の基本要件であり、
幸福の根源でもある。

健全な人間は、自分の人生の
方向性を決めたいと思っている。
また、決めるべきだ。

しかし、“一定”の選択肢の存在が
望ましいからと言って、選択肢が
“増えれば”よいというわけでもない。

これから説明するように、
選択肢が過剰になれば代償が生じる。
(中略)

現在、多くの人は選択の自由が
広がっているにもかかわらず、満足度は
ますます低下しているのではないだろうか。

その原因を説明し、
対応策を示すのが本書の目的である。

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